年度末。
終わりと始まり
別れと出会いの季節に、大好きな言葉を一つ。
「ここに陸終わり 海始まる」
あ〜これまで一生懸命歩いて来た陸が、ここでいよいよ終わってしまう。。。
以前一度そんな境遇に立たされた時、母が私に送ってくれた言葉です。
後々調べてみると
ポルトガルのはずれ、岬の先にこの碑文があるらしいのです。
まさに陸が果て、そこから先は海しか見えない
そんなところ。
この言葉は、ポルトガルの叙事詩(ウズ・ルジアダス)一節だそうだそうです。
この言葉が意味するのは
「これまでの古い世界はここで終わり。
ここから先は、誰も見たことのない新しい世界だ」
希望にあふれた素敵な言葉だと思いませんか(^^)?
今私自身、これまで経験した事がない程の険しい断崖絶壁に立たされているような。
自分から好んで立っているような(^^)
だから私にとっても、またこの言葉が当分「座右の銘」になりそうです。
今週も東京での4日間滞在。
現場を一つクリアして。
オーディションも受けに行きました。
営業にも走りました。
先の仕事の打ち合わせを重ね、、、
新生活を始める為にも慣れない土地でGoogle Map、エキスパあと、バスナビを駆使し四方八方動き回って(笑)
仕事用にゲットしたおNEWのパンプスは既にヒールが擦り切れっ切れ(≧∇≦)
で、今帰阪の途に就いているのですが。
気分はまだ崖下の近海で
「さて、どちらを向いて進んでいこうか」と舵の取り方もまだ分からずうろたえているようなものです。
正直、陸に戻ろうと思えば戻れる距離に居て、まだ手を振りお見送りしてくれてる人達も見えてはいるのだから、自分からなにも無理に大海原に出る選択をしなくても良いのですが。
どうしてもこの目で新しい世界を見てみたい。
新境地を自分の手で切り開いていきたいのです。
航海はきっと。
嵐の時もあれば、逆風のときもある。
さらに天気は良くても風がない時さえある。
周りには海ばかり、新世界どころか島影ひとつ見えない事だってある。
船に積んだ食料も、水も全く十分ではない。
喜んで見つけた船に手を振れば、それは海賊船かもしれない。
飛び込んだ海の広さといったら、、、。
途方に暮れて心細くなる時もきっと何度も有るだろうけれど。
大きな魚が釣れることもあるかな。
恵の雨もきっと降るよ。
一人ぼっちだったはずが、いつか沢山の仲間を船に乗せて!
陸で応援してくれてる人だって沢山いる!
陸の終わりは
大きな可能性を秘めた出発点。
陸と同じような考えや進み方ではいけないから、物の考え方も変えなくてはいけない!
変われる者だけが進化して、
チャレンジの先に諦めなかった者だけが成功する!!
そう信じて。
新生活をスタートさせる沢山の方に。
そして自分にも言い聞かすのです!
「ここに陸終わり、海始まる」